主演:梶芽衣子 渡辺やよい 李礼仙 南原宏治 八名信夫 関山耕司
导演:伊藤俊也
简介:“さそり”こと松岛ナミは、刑务所を脱狱した。地下鉄で逃亡中、二人の刑事に追われ手锭をかけられたナミは、隠し持っていたドスで、一人を杀し、手锭をかけた権藤刑事の右腕を斩り落し、逃走した。墓场で手锭を外そうとしているナミを、一人の女、ユキが见ていた。ユキには両亲がなく、知的障害者の兄、正男との二人暮しだった。そして、ユキは正男を养うために、自分の体を犠牲にしてまでも正男に尽くしていた。数日后、ナミは洋裁の针子として働いた。だが、士地のヤクザ・鲛岛兴业の干部谷田は、ナミの正体を知って、肉体を要求してくるが、谷田の情妇・安江の嫉妬を巧みに利用して、安江に谷田を杀させる。それを知った鲛岛は、ナミを捕えた。ところが、鲛岛の女房カツは、ナミの刑务所仲间で、ナミに苦い思いをさせられた事もあり、凄絶なリンチを加えて鸟小屋に监禁する。そこでナミは、客に子供を孕ませられたしのぶが、鲛岛たちに无理矢理堕胎させられ死んでしまった、ということを知った。あまりにも悪辣なやり口に、ナミは憎悪に燃えていき、悪徳医师の山下や、鲛岛の子分たちを次々に杀していった。强気だったカツは、さすがに恐れをなし、自ら刑务所の中へと逃げ込んでしまった。鲛岛はビルの中に隠れたが、厳重な警戒网をくぐりぬけたナミによって、杀された。一方、右腕を斩り落された権藤は、猟犬のようにナミを追った。追いつめられたナミは地下道に逃げ込む。封じ込め作戦を取る警官队。その顷、ユキは、ナミの安否を気遣って、マンホールからマンホールへと、火のついたマッチを落してナミに呼びかけた。半身を泥水に浸って疲労と饥えと寒気に耐えて身を潜めていたナミは、ユキの呼びかけを闻いた。それから一週间、ナミはユキからの食料の差し入れで耐えていた。だが、ユキは権藤に掴まり、激しい拷问の末、ナミの居所を吐かされてしまった。マンホールからガソリンを流し込まれ、火责めにされたナミは、泥水に潜って辛くも生き伸びた。翌日、街娼を装ったナミは、放火犯として刑务所に入った。刑务所の中でナミを见たカツは、恐怖から精神异常をきたし、寻问に来た権藤をナミと错覚して缔め杀した……。